お休みをいただき、はじめての沖縄へ行ってきました。

ずっと行きたかったところだったのでいろいろ詰め込みあっという間。

観光ばかりをする時間もないのですが、行きたい見たいの希望は満載。

最低限抑えるべきスポットや沖縄料理、そして海!

ぎゅっと凝縮し、仕事といえどたのしく過ごしてきました。

(行ったからには… と、遊んだ時間が多い気もします 笑)

 

沖縄には焼き物 という意味の 『やちむん』  や 『琉球ガラス』 があり

お目当ての作家さんの作品を 実際に見てみたい、これが最優先課題です。

ですがもちろんタイミング的なものがありますし、

実際に見てどう感じるかですし、ご縁があればなので

とにかく 見たい が目的です。

 

せっかくなのでここで、作家さんとうつわ店のお話しをしますね。

月まちの場合、なので参考までにお読みくださいね。 (違うお店もたくさんあるはず)

 

「お、すてき!」 と思う作家さんを知ると、先ずはいろいろ調べます。

言わずもがなですが、どんな作品か、くらしのうつわとしての価格帯か、

熊本でのお取り扱いがあるか、今まで買っていただいたうつわとの相性はどうか、

新規のお取引を受付ていらっしゃるか、などです。

年間スケジュールをWebに載せている作家さんなどは

全国で展示会開催も多い方なので、なかなか難しいことが多いのも事実。

ですが、丁度お取引に今ならば余裕があるのでOK、とタイミング次第な時もあります。

 

作家さんはというと

お取引(店舗など)が増えると、作らなければならない作品の数がおのずと増えます。

一見よいことのようですが 「製作に追われる」 ということでもあります。

製作に追われると、これまで作りたくて作っていたものが 「作らなければならないもの」 になり

注文数や期日に追われ、 「今、作りたいもの」  とは違う作品を求められるというただの作業になるやもしれず

納得のゆくものだけを世に出したいという思いと、取引先やお客さまに希望されることには応えていきたい、という

いろいろな感情がそこには生まれたりもします。

この兼ね合いはどの世界にもあるでしょうが、なんとも塩梅が難しい。

もちろん、作家さんが安心して作品を任せられるお店か、雰囲気はどうかも大切。

そんなこんなで、作家さんにも、お店側にも、双方にそれぞれの考えとタイミングがあります。

 

さて今回の初沖縄は、その双方のいろいろな事柄が重なりませんでした。

残念ですが、すべてはその時のご縁です。

行かなければわからないことばかりなので行ってよかった。

沖縄の青い空の下、あの赤い土をこの目で見て、うつくしくさに引き込まれましたし

そこで働く人々を感じ、空や海を感じ、この土地だからこその 「やちむん」 だと思いました。

 

「月まちさん、また沖縄に来てください」

と言っていただいていますので

「行くぞー!」 と思いはすこぶる強いですが

近いようで遠い沖縄。

またいつか再訪したいと思います。

そのときにはタイミングが合えばいいなと思います。

 

やちむん、読谷、沖縄料理、島唄、三線、美ら海、斎場御嶽(せーふぁうたき)

どれもこれもとてもよかった。

なんくるないさ (やることはやったのだから大丈夫、命があるから大丈夫、という意味みたいです)

青い空と青い海に滞在中ずーっと言われている気がして

今年はいろいろあったけれど沖縄に来れてよかった、と思いました。

そうそう最後に

道路の〝追い越し車線〟 の表示が沖縄では 〝ゆずり車線〟とありました。

これが沖縄を物語っている、と心底感じました。

 

 

< お知らせ >

11月、12月と新しい作家さんのお取り扱いがはじまります。

年末からお正月にかけてのシーズンにぴったりなうつわです。

入荷しましたらご案内致しますのでどうぞお楽しみに。%e6%b2%96%e7%b8%842016%e3%80%80%e6%b5%b7

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